「特定秘密保護法反対」

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原発不要・核廃絶


2016年2月16日火曜日

齧歯目の骨盤結合  Symphysis pelvina of Rodentia.

齧歯目の骨盤結合

偶蹄類と食肉目の骨盤結合を見てきたので、今回は齧歯目のものをアップする。
Fig.1はマウスのもので、恥骨結合が判る。
Fig.1”はマウスの骨盤を示し、寛骨の3つのパーツの名称を示した。
Fig.1   マウス

Fig.!”を見ると、恥骨結合はよく解るが、左右の座骨が結びつきそうもない。
Fig.1” マウス寛骨名称 ①:恥骨、②:座骨、③:腸骨

Fig.2  ラットの恥骨結合

Fig.3  ハタネズミの恥骨結合

Fig.4 エゾシマリスの恥骨結合「

Fig.5  ホンドリスの恥骨結合

Fig.6  アメリカモモンガの恥骨結合

マウスからラット、ハタネズミ、エゾシマリス、ホンドリス、アメリカモモンガの左右の寛骨を並べたが、齧歯目の仲間では恥骨結合は一目瞭然だが、座骨まではとても結合しそうもない。
これがどうして、シカやイヌでは恥骨から始まって座骨まで癒合してしまうのか?
Fig.7  ネコの骨盤結合(恥骨結合が伸びて座骨まで結合しかかっている)

どうもシカやイヌ、ネコの骨盤結合を見ていると、。
恥骨が前方に引き寄せられ、それに伴って座骨が恥骨に引き寄せられて後方から腹側に移ってきているように思える。どうしてそうなるのだろう?

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