「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2015年3月17日火曜日

早戸川橋・鐘沢ノ頭・栂立尾根・タロベエ峰・早戸川林道

7:15、松茸山登山口前に駐車しようと思ったが、森林整備の工事が今月31日まで続くようなので、早戸川橋前の道路脇に車を置く。
7:27、GPSロガーをセットして出発だ。橋を渡るとすぐ右にあるゲートが閉まっている。
ゲートの左側の斜面に登り、道に下りる。
道路の早戸川沿いのヤナギの白い蕾ば膨らんでいる。
 山側の道路端にオスジカの頭骨が転がっている。
 舗装道路を歩いて行くと、道路は突然なくなり、沢となる。前の斜面で3~5頭のメスジカの集団。
警戒音を上げて消えていく。白い扇状の尾が目に残る。
舗装道路が切れた山側のところに堰堤などに付けられている作業用のステップがある。
それを下って沢を渡る。沢幅は2m位で靴を濡らすこともなく、石を踏んで渡れる。
渡ってすぐ、早戸川に下の吊り橋がかかっている。 
古くなって、踏板はボロボロだが、鉄骨のところを踏んで渡れそうだ。
もっとも、そんなことをしなくても今と逆の道をたどれば早戸川林道へ行ける。
 細い昔の杣道のような道が続く、街灯の裸電球まで残されている。なんとなく昭和30年代の雰囲気だ。街灯前の鉄骨の作業路を行くと、目の前に国際マス釣り場だ。
そこで、斜面を登り尾根にとりつく。
8:35、尾根はこのような禿山で登りやすい。 
8:55、 が、目の前に大きな岩場が出てきた。これを右に巻いたまま登れば良かったのだ。
ぼくらは途中の岩場の鞍部で左側に向かった。
9:03、 岩場をトラバースして植林地帯を登ることにしたのだ。
これが大きな間違いで、倒木を乗り越え、乗り越え、大変な体力を使って尾根にでる。
 途中にはシカに樹皮食いされた木があった。1メートルくらいの幼木がちらほらあったので、それに捉まって登ることができた。
9:25、尾根に出て、振り返ると、宮ケ瀬湖が薄ぼんやりと見えたが、写真では判らないねぇー。
あとは、この尾根を登るだけ。
この時もまだ、六百沢ノ頭を目差す尾根だと思っている。
9:39、 なだらかな尾根だ。この時までにすでにタヌキのタメ糞を3ヵ所で見つけ、テン糞も2個ゲットしている。あまり人が歩いていな尾根はタヌキのタメ糞が踏まれずに綺麗に残る。
もっとも、一か所は後ろから着いてきたきたYabeさんに指摘されたのだ。
自分の靴を置いたわずか50センチも離れていないところにタメ糞があったのに気づかず。
9:50、 これは古いシカの角砥の跡だが、シカ糞が多くある。
どうも、猟期になるとシカたちは逃げ込む地域のようだ。
10:07、 雪をかぶった蛭ヶ岳がすぐ近くに見える。
 10:07、倒木の右を行く。
 10:16、オオクマヤナギの蔓が縦横に絡まっている。
が、この間をザックをとらなくても潜り抜けるのは簡単だ。
これは振り返って撮った。
 10:30、突然、清川村の境界柱がでてきた。
え?ここでぼくの頭の中は大混乱となる。
境界柱は、清川村と相模原市を分けるものだ。
ということは栂立尾根に着いたということだ。
しかし、同じ方向に尾根の登りは続いているのだ。
??????ここは六百沢ノ頭ではない。?????
この境界柱があってから、木の枝に紫色のビニールテープやピンクのテープがやたら出てくる。
11:01、とうとうYabeさんは俺に着いて来い!とばかりに先に行く。
ぼくは、コンビニで買ってきた焼きオニギリを頬張る。
10日前には歩いている尾根だから判るところまで行こうと思いながら、重い足をひきずるように上げる。
11:05、何と、上の写真の前のピークが見えると頃までくると、北斜面に残雪が残っている。
右奥に真っ白な蛭ヶ岳がある。
前のピークが本間の頭であることがわかる。ここは鐘沢の頭だ!
Yabeさんに戻ろうと伝える。

11:27、Yabeさんは赤帽子の境界柱を探しながらどんどん下る。
登ってきた尾根には下りないで赤帽子の栂立尾根の方向へ間違わずに進路をとる。
ぼくは、ア!これは10日前に見つけた丹沢の地図だとか、次第に記憶がよみがえる。
12:08、この日初めてシカ柵を跨ぐ脚立が出てきて。栂立ノ頭だ!と確信する。
前回は見つけられなかったShuchanの標識を見つけた。
ここで、お昼を食べることにする。ぼくは、メロンパン1個にカップラーメンだ。
カップラーメンの半分を分けてYabeさんにあげる。
30分くらいかけてお昼を食べたのと、確実に自分の位置を確かめられたで疲れがとれる。
またも、Shuchanに感謝だ!
Yabeさんがシカ柵に沿って行ってしまう。
ここで地図を再度見ると、Yabeさんが下った方向は金沢の南東側の尾根だ。
Yabeさんに「そっちは違う!」と大声を出す。
北東方面に下る尾根沿いにもシカ柵があり、シカ柵に沿って赤帽子を見つける。
この赤帽子は深く埋められているので、栂立尾根の下りでは助かる。
10日前はシカ柵の網と岩の間を登ってきたが、今回はスギ林側の踏み跡を下る。
13:01、鞍部になったところでタヌキのタメ糞だ。
シカ柵の脚立を乗り越えて、ピークにたつ。
13:04、六百沢の頭Shuchanの目印がある。これも前回気が付かなかった。
ここには大きなモミ?の倒木があって、前回登ってきたとき、倒木を越えてシカ柵に沿って、10mくらい下って、危ない危ないの思ったところだ。下りは気をつけなけれ踏み外してしまいそうなところだ。ここは、下ってきたなら、倒木を右にして直角に左に折れるように尾根を下る。
13:29、テン糞だ。さらに少し歩いてテン糞を見つける。
13:43、送電線の鉄塔があるタロベエ峰だ。Shuchan目印も見つけた。
このまま栂立尾根を下って金沢橋に下りるつもりであったが、鉄塔があるなら、管理用の道がある。それを下ろうと地図を見る。532mのタロベエ峰から送電線に沿って北北西に尾根が走っている。尾根道があり、それをどんどん下る。テン糞も拾う。
14:00、再び鉄塔だ新多摩線33とある。
ここまで下りてくると、もうすぐだ。
尾根に沿って歩き、北北東に伸びる尾根を辿る。この尾根道、林道へ下りる手前の判断が間違った。右に巻くのではなく、左に巻いた方が良さそうだ。
林道と山側の林道に作られた鉄の柵を乗り越え、さらに2.5メートル位の高さのコンクリート壁をおりなければならない。Yabeさんはすーっと飛び降りる。若いんだ!もし、ぼくがそんな下り方をしたならば、膝や腰の骨が壊れてしまう感じがする。
ぼくは、ザイルを鉄の柵に回してザイルを伝って下る。
14:20、早戸川林道に下りてきたところだ。
昨日は、思わぬ展開となってしまった。
目差したピークが六百沢ノ頭だったはずなのに、鐘沢ノ頭だったのだ。
二時には帰宅する筈だったが、車に戻ったのが二時半であった。

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