「特定秘密保護法反対」

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原発不要・核廃絶


2015年2月26日木曜日

ササが無かったり有ったり無かったり--これはシカの食害ではない!  It seems that the scarce undergrowth do not base on the sika deer's feeding.

24日に水沢から黍殻避難小屋まで歩いて、気になったことを
ここで、再度取り上げたい。
それは、ササ原があったことである。

10:09、水沢からスギ林の斜面を上がってくる道だ。
スギやヒノキ林には下草が生えないので歩きやすい。下りは特にだ!
スギやヒノキの人工林は地面まで陽の光が通さなくなるために、
他の植物が生育できないのかな?朝日が当たるような人工林の東端では、
エビネやスミレなどの花が咲いているのを見かける。
10:19、上の植林地帯が切れるところ。焼山3.0kmの道標が立っている。
ここは南西に当たるので、陽が当たり、下草としてのササがかぼそく生えている。
 10:22、上の道標から登って尾根に出ると、もうその辺りは自然林帯だ。
昔懐かしいササ原に出たことをお伝えした。下の2枚の写真である。
 
上2枚の写真は10:22に撮ったものである。
が、15分くらい歩いただけで10:39には既にもうササは生えてない。
歩いてきた方を振り返る。
 上と同じ場所で前方を見る。
 これからずーと下草のササが生えていない状態が続く。
11:06、焼山まで2.2kmの道標があるところ。
これ以後はガレ場になる。
12:31、焼山まで0.7kmの道標のところでもササが生えていない。
姫次・焼山の登山道沿いでもササは生えていない。
ただ、平丸分岐のところでは少し背丈の低い笹がちらほらある。
 13:02、平丸分岐の道標ところ、下の写真の右下にササが残っている。
山に下草が生えない。ササが無くなったのは、シカの食害が大きな要因のように解釈されて、
丹沢ではシカの個体数調節のための狩猟が猟期以外にも行われている。
丹沢山塊の禿山化はシカだけの問題なのだろうか?
15年?くらい前に盛ん言われていた大気汚染(酸性雨)に関してよりも
シカの食害によるための植生破壊が大きいな要因なのだろうか?
何も言えない野生動物に責任を転嫁しているだけでないのか?

焼山まで3キロの道標からのササ原はシカたちにとっては食物だらけの天国のような場所だ。
そのササ原がどうして残されているのか?
また、自然林の下草であるササが無い場所と何が違うのか?
ササ原が残っている地点にも大気や雨量の計測器を設置して調べて欲しいものだ。

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