「特定秘密保護法反対」

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原発不要・核廃絶


2014年2月15日土曜日

カモシカの歳をとると癒合する尺骨と橈骨  As serows are getting older, their ulna and radius become to fuse.

先日、ほねやさんは「ウシでは橈骨と尺骨が完全に癒合していた」とコメントをくれた。
ぼくは、いままでタヌキ、ウサギ、サル、ネズミなどの中・小型哺乳類の骨は
煎餅の入っていた菓子箱を開けるだけですぐ見られたので、しばしば見ているが、
シカやカモシカの骨は大きな衣装ケースに容れているので取り出して見ることはなく、
取り出すのが面倒なので骨格図だけに頼っていた。
頭骨コレクションのようにすぐ取り出して見られるようにしなければいけないと反省だ。
 
後肢の脛骨と腓骨が完全に癒合して一つの骨のようになっている動物には
カモシカやシカの仲間がいる。
この仲間はさらに前肢の橈骨と尺骨も癒合する。
下は、下北半島で拾ったカモシカの右の前腕骨(上腕骨)と橈骨と尺骨である。
赤で囲った〇の部分で癒合し、それが歳をとると上の方まで癒合する。
下は、シカの左の橈骨と尺骨だ。
上は右の赤丸から前腕骨間隙まで癒合している。
下は、若いシカの左の橈骨と尺骨だが、癒合しないで離れている。
尺骨の左右の赤丸部分には軟骨があり年齢とともに骨化して上のような
尺骨になるのだが、軟骨が剥がれ落ちている。 
下の尺骨の左上の肘頭の軟骨があった部分。
尺骨の右赤丸の尺骨頭の軟骨が落ちた部分。
性成熟前の動物の長骨の骨端には軟骨があり、そが骨化していく。

シカもカモシカも年齢を経るにつれて橈骨と尺骨は手首にあたる
尺骨頭の方から癒合していくのだ。
歳をとったヒトでは脊椎骨でさせも癒合してしまっていく。
 
だから、いつも体操をしなければ骨が固まってしまう。
ぼくは、前屈が子供の頃からできなかったが、今では足の爪を切るのが大変だ。
出かける時に靴の紐を結ぶが、結ぶ前に前屈運動ストレッチをしなければダメ。
それだけ動かなくなっている。だからエネルギーを使わない。
それでも以前のように食べ、飲む。だから太る。
でも、年寄りザルが死ぬは痩せた個体だ。
ちょっとした病気でも体力がないため死んでしまう。
酒は美味しいし、食事も美味しいし、ダイエットって難しい。
 
今回の積雪量は、ぼくが釧路からこちらに出てきて一番多いかな?
つまりこの49年間で一番の積雪かな?

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