「特定秘密保護法反対」

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原発不要・核廃絶


2014年2月23日日曜日

雪上のテン糞  A marten's scats on the snow.

8:46、山神隧道を過ぎてから雪上にあったテン糞。これ1個だけ!
谷間では1メートル以上の雪に覆われた山間で、テンは降雪後巣穴から出て何を探して、あるいは見つけて食べることができたのだろうか?
これを見つけて拾ったことだけでも満足だ。
雪上のためだろう。ウンチが真っ黒に写ってる。
ちょっと修正したものだ。 
内容物には、 マメガキ種子5個と果皮付き果肉、サルナシ種子12個と
さらにトリの羽毛と骨片が混じっていた。
羽毛と骨片をアップする。クリックすると拡大。
右上の羽毛から鳥であることが分かった。
橙色の線で囲った骨は腰椎か仙骨のすぐ近縁の尾椎であると思えるが、
手持ちのメジロの骨と比べると大きいので、メジロよりも一回り大きい鳥である。
 
このテンは、雪面を歩きながら樹に付いているマメガキの実を食べ、またサルナシの実を食べ、さらには二日続いた降雪による飢えと寒さで動けなくなっていた小鳥を食べることができたのだ。
 
テンがこのような干し柿状態になったマメガキやサルナシをどうやって見つけるのだろう。
視覚がテンより優れているぼくのようなヒトでもマメガキやサルナシの木を知っていても黒ずんで小さくしぼんでいるマメガキやサルナシを見つけがたい。
彼らは、自分の行動域内のマメガキやサルナシなど果実をつけている木がどこにあるのか自分の頭の中で地図を作っているのだろう。雪が止んだから食物を探しに歩き回って偶然に見つけたものではないだろう。見つけたと云う言い方は正しくないかもしれない。
これは、ぼくらヒトが物を探してその物に辿り着いたときの云い方だ。
テンにしてみれば、匂いを感知して辿り着いたのだろう。
 
では、小鳥はどうなるなだろう。これも匂ったのであろう。
絶え間なく降雪が続くと小鳥たちは飢えと寒さで動きが鈍くなる。
テンにとっての降雪は肉食の絶好の機会なのかもしれない。

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