「特定秘密保護法反対」

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原発不要・核廃絶


2013年1月16日水曜日

ホエブス725 Phoebus No.725

山道具を納めている箱をガサゴソやっていたら、
これが出てきた。オーストリア製のホエブス725だ。
ほとんど手入れをしないで仕舞い込んでいたので、汚れているし、
錆びているし、もう使い物にならないかな?っと思った。
一応、ボロ布で五徳の部分やタンクを拭き、磨く。
さらに、ペンチで一つ一つのパーツを外し、磨く。
組み立てて、試しに白ガスを少し入れて、窪んだ部分に固形燃料を置いて
火を点けてプレヒートした。
恐る恐るバルブを開き、ライターで点火した。
 
あの、ゴーという唸り声をだしながら、燃え始めた。
「おー、使えるんだ!」。もう、30年以上も使っていなかった筈だ。
東京駅八重洲側あった山道具屋さんで買ったのだ。
それ以後、何回か部品を取り換えたことがある。
使っている人なら誰にでも、どこが調子が悪いのか分かる構造をしている。
今のストーブのように火力の微妙な調節など全くできないが、
こいつは火力は強いし、テントの中でこれがゴーっという音を立てると
幸せな気持ちになったものだ。
今、この重さを測ったら700gある。Epigasのストーブは500gもない。
こんな重い物をザックにしのばせていたんだ。当時の雨合羽もゴム製の重い物だった。
 
今は、ザック内の荷物をできるだけ軽い物にしている。その一方、体重はホエブスを持ち歩いている頃に比べたら15キロ増加している。体重を減らせば、このブスをまた持ち歩くことができる。
双眼鏡も大きいのを持つことができる。
 
Phoebusは、ギリシャ神話の太陽神(アポロ)の別名とされたりするようだが、
ギリシャ語Photbosの「輝いた」、Phdosの「光」が、中期英語でPhebusになったようだ。
いずれにしても、写真のように太陽のように輝くような炎が、それを物語っている。
もっとも、この場合は錆びた部分が焼けて黄色い炎となっている。
本来なら青色になる。
 
このホエブスは白ガスが無い場合は普通のガソリンでも使える。
ただし、使った後は、ノズル部分を丁寧に磨かなければいけない。

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