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原発不要・核廃絶


2012年9月26日水曜日

秋学期とチャドクガの幼虫 Autumn semester & moth larvae

今日から、秋学期(慶應日吉)の動物行動学が始まった。
春学期は履修者250名中、評価Aが50名くらいで評価Dも50名くらいいた。
評価Dにする場合は、テストの成績が50点以上ならなんとか下駄を履かせて評価Cをつけてやろうと思うが、50点にも達しない学生が50名もいたのだ。
試験はノート持込み可で行ったが、こんなに評価Dが出たのははじめてだ。
昨年までは多くて5、6名であった。
春学期の学生は授業にもまともに出ず、出てもノートをとらなかったことは明らかである。
試験の前に友人のノートをコピーしたとしても、問題の答えがどこに出ているかも
判らなかったのだ。
 
中国の学生たちは大学の構内の明かりがついているところで、真剣に勉強している。
壁に向かって頭を振りながら暗記をしていると思われる多くの学生もいる。
それは、西安の西北大学も、広州の中山大学もそうだ。
日本の大学でそのような学生の姿を見たことが無い。
中国は国土も広いし、人口も日本の13倍もいる。
良し悪しは別にして、地下鉄やバスに乗るのも秩序などない。
皆、争って乗る。
人口が多いだけに競争も激しいのだ。
中国の経済力が日本を追い越し、アメリカを抜いて一番になるのは明らかだ。
 
相鉄線の横浜駅で電車を待ちながら本を読む学生。
このような若者が増えて欲しい。
湘南台駅から我が家の方に歩いていたら、スナックの道路際のツバキの植え込みに
チャドクガの幼虫が固まっている。
これに皮膚が触れたら酷い状態になる。 
このチャドクガの幼虫、もう大半のツバキの葉を食べてしまっている。
全員が共倒れすることはないのだろう。このかたまっている幼虫の間では激しく食を巡る競争が行われているのだろう。葉が少ないので、枝を歩いている個体もいる。
枝を歩いている個体は上手く残っている葉に到達できれば良いが、そうでなければ飢え死にとなる。同じ兄弟の仲で生きるか死ぬかの競争が行われているのだ。
 
安穏と授業に出ている学生は自分を奮い立たせて頑張って欲しい。

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