「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2010年10月31日日曜日

秋のキノコを!

わー!ナラタケだ!
何故か、手前に採って捨てられたナラタケが散らばっている。
これは、ぼくが大好きなキノコの一つだ。
一度、茹でて大根おろしと一緒に食べ過ぎて戻したことがある。
食べすぎは禁物なので、ぼくは味噌汁用に少しだけゲット。
アカモミタケだ。これも4本ゲット。
学生たちにも家族構成分持っていかせる。 
ホコリタケが大量に!だが、もうホコリになりかけていた。 
うぉ~!ムラサキシメジだ!
こいつは埃っぽいような独特の味がする。
感触は弾力があり、抜群によい。 
ツルタケだが、採るのはやめる。
テングタケ科のもので食べられるのはタマゴタケとこれだが、、、。 
これは?
これも調べられない。 
採ってきた。キノコ。
アカモミタケとムラサキシメジの半分はナスと一緒に油と醤油で炒めて食べた。
ナラタケは味噌汁に大根おろしを加えて、これがやはり一番。
始めてマスタケ(アカモミタケの左上)を焼いて食べる。ボリボリして別に美味しくもない。 
半分残った、ムラサキシメジは湯でこぼして埃っぽさをとり、冷蔵庫へ。
10年くらい前、ナラタケの周りに出ているキノコを一本残らず採って食べて中毒症状となったことがある。メイジンゴロシと異名をもつクサウラベニタケも一緒に採ってしまったのだ。しかも、一度にたくさん食べた。連れ合いは食べ始めて10分くらいで気持ち悪くなったとテーブルから離れ、ぼくは40分くらいして気持ち悪くなる。二人で、トイレと風呂場で翌朝近くまでゲーゲーと戻す。

ナラタケは子供の頃採ってきて、家族皆で食べたボリボリと似ている味がするのだが、、、、。傘や茎の様子が違う。釧路の野原に生えていたボリボリのキノコの和名は何なんだろう?

2010年10月30日土曜日

メスをうかがう発情したオス

革籠石山を過ぎて、左は砂利採石場、右は植林地の下り道で、
メスザルのギャーギャーと甘えたような叫ぶ声、オスザルのガッガッガッの声
腰を低めて様子をうかがう。
尾を背につきそうなくらいに上げた、まだ若いオスが植林地を行く。
サルの群れが近くにいそうだ。
ここでお昼にする。
学生たちはこのオスを追っていく。が、10分もしないで戻ってきた。
昼食を終え、下っていくとまたもやサルの声と姿。
ぼくは、彼の注意をひきつけるために”おサルさ~ん”と声を出しながら近づく。
学生たちは静かに隠れるようにして近づく。
いた! 
採石場とこの尾根との間の斜面に群れがいるようだ。
上部の方からもガッガッガッ!というメスたちを狙うハナレザルの声がする。 
斜面の方のメスを見続けるオス 
学生が10メートルも離れていないところまで接近している。
ぼくは絶えず、”おサルさ~ん”とか”ほい、ほい”とか声を出している。
サルは学生の方を見る。 
まだ、若いオスだ。恐らく9、10歳くらいだろう。
顔に子供らしさが残っている。
クリックして拡大 
オスジカの”ピー”というメスを誘う発情の声が響く。
サルもシカも発情季の真っ盛りに入った。
7月の以来のサルとの出会いであった。

仏果山の秋はこれ!

昨日は専門学校の丹沢実習
仏果山登山口バス停・仏果山・半原越え・経ヶ岳・坂尻バス停のコース
動物たちの糞採集が目的の一つであったが、、、。
仏果山の秋は、山頂から半原越えへ向かう途中の岩尾根の道に生えるこれ!
なんだか、ちょっと早いかな?と思うくらい満開に咲いている。 
リュウノウギクは岩壁が似合う。

今回は発情したサルには出逢うし、キノコもたくさん採り、サルナシも食べた。
雨がいつ落ちてもおかしくない天気であったが、幸い一粒も落ちてこず。
今日土曜日も丹沢行きを約束していたが、台風の接近で断念す。

2010年10月28日木曜日

花芽と果実

先日のハタチガワ沢・Jピークの続きです。
アセビが来春早々に咲かせる花芽をたくさんつけている。
一方、サンショウが小粒でピリリと辛い実をつけている。 
サンショウの花は来年新たに出る枝に花が咲く。
アセビの花は今年出た枝にすでに来年用の蕾をつけている。
樹木たちの花のつけ方は不思議なくらい違っていておもしろい。

2010年10月27日水曜日

可哀想なクマさんたち

今年は例年以上にクマたちが市街地・農耕地に出没している。
今夏の異常な暑さのため、ドングリなどの山の実りが悪いせいで、餌を求めて出てきているようだ。
山の幸が乏しいなら、サルも餌を求めて農耕地に出没しているのだろう?

7月1日にハタチガ沢で、出逢った2頭の小熊たち
この後何度かハタチガ沢周辺を歩いた。
9月21日のハタチガ沢でみつけたクマ糞にはたくさんのアオハダの種子が入っていた。
クマはヒトを凄く恐れている。ヒトが鈴をつけて歩いているだけでクマはヒトを避ける。
団地のカキの木に登っていた小熊が捕殺された。
あるいは、クマが前輪とバンパーの間に下敷きになり、その後殺された。

人々にとってクマを含む野生動物は、オオカミのように恐ろしい動物というイメージが植えつけられているようだ。
カキの木に登っていただけで、捕まえられて殺されたり、車にぶつけられたのに悪いのはクマであったり、さらにはただ山から出てきて人目に触れただけで殺されたり。

今年のクマに対する各地の対応は、クマも一歩すすめば絶滅が危惧される種ですよ!ということを忘れたかのようだ。
日本全国に生息するどんな哺乳動物も保護獣であり、捕獲・射殺するには基本的には申請をして知事の許可が必要だ。それが、ことクマやシカ、サルなど人的被害を及ぼしそうな動物に対してはこれがうやむやにされている。

不況・人々の心の荒廃もあるのだろうか?
不満のはけ口のスケープゴートとして弱い者としての野生動物に向けられている。

2010年10月26日火曜日

初秋のハタチ沢林道と目立ちすぎる糞

ハタチ沢林道に入る橋の袂にガマズミの実が赤くなっている。
あと一ヶ月もして霜に当たれば甘く酸っぱい実になる。
それまで動物たちに食べられなければ良いが、、、。
サンショウバラ?の実も赤くなっている。秋だ!
この実は鳥たちが食べるが哺乳類は食べるかな?
両方の果実を3,4個採ってくることを忘れてしまった。種子の標本が欲しい。 
林道の落岩の上にテン糞(下のもの)がある。道路を歩いてきたテンがわざわざ岩にあがってウンチをしたのだ。「オレのウンチが臭わぬか!」と自分の行動域の境界付近にウンチの臭いを誇示しているのだ。 
上のテン糞、サルナシの果皮と種子がわかる。
少し進むと今度はイタチ糞が岩の上に!
イタチとテンは行動域を重複させているのか?
争ったらテンの方が圧倒的に強いだろう。互いに上手く共存共栄しているならば面白いが、、、。 
これは、アケビの種子だ。
動物たちは、これから春まで長く厳しい冬を耐えることになる。
テンやイタチは落ちている木の実や越冬昆虫やサワガニ、カエルなどが食物となる。
昨年の冬の糞の内容物はキブシの種子が多かったが、、、今年は?


2010年10月25日月曜日

ハタチガ沢・Jピーク・北尾根の軌跡

昨日のGPSの軌跡である。
ハタチガ沢にかかる橋の右岸の林道を出発基点にしている。
発情したオスジカのピー、ピーという灰色の寒空を突き破るような声が
山々に響いていた。
そうそう、ヒルには一度も会わなかった。もう、ヒルの季節は終わったのだ。
このアカモミタケは昨夜味噌汁にいれて食べてしまった。
ハタチガ沢からの尾根上でみつけた。
いよいよアカモミタケがでる季節だ。
帰路もオスジカのメスに呼びかける声が谷間に響いていた。
サルはオスもメスも顔も尻もまっかになったことだろう。
テンやアナグマは相変わらず木の実を食べて動き回っているようだ。
ハタチガ沢のクマさんの母子はどこを歩いているのか?
寒くて洞穴にでも入ってしまったかな?
稜線上で受ける風は冷たく、風を避けて休んだ。防寒防風の用意が必要となってきた。

2010年10月24日日曜日

ハタチガ沢・Jピーク・北尾根

今朝、思い立って丹沢へ向かう。
土山峠のところは既に車が置かれているので、三叉路から吹風トンネル方面に向かう。
橋を渡っていると、工事関係者からゲートは通行止めだという。
ゲートからは入ってこない別のところから入ってきた。橋を渡ることはできないのかと云いながら、橋を渡り、ハタチガ沢林道を歩き。途中からハタチガ沢へ降りる。
沢沿いを歩いていくと、経路にでる。ゴジラ尾根に向かう尾根を登る。
右に登る経路をとる。
道は歩きやすい。が、途中から急勾配の尾根道になり、木につかまりながら登る。 
このような細尾根の箇所もあり、尾根上の木が間伐されている。
つる性の木はことごとく切られている。
このまま登ってJピークにでる。
北尾根に向かって来た尾根を下る。
今年も、またキントキシロヨメナの小さな容姿に出会う。
ここで、持ってきたガスストーブをつけ、カップ蕎麦を食べる。旨い!
帰路は、工事関係者に何も云われず。
アカモミタケを採ってきたので、今夜はそれの味噌汁だ!

2010年10月22日金曜日

奄美大島と!

奄美大島の大和村にある環境省奄美野生生物保護センターに
勤めている教え子とようやく連絡がとれた。
一昨日、昨日と携帯での連絡がつかなかった。

下は2002年5月24日の丹沢実習で!
教え子のお母さんの実家が奄美大島であり、
奄美におばあさんが一人で生活しているというので、4年くらい前に奄美大島に行き、
奄美大島野生生物保護センターの奄美自然体験活動推進協議会の事務局をやっている。
彼女がいたからジャワマングースの死体を送ってもらえたのだ。

大雨以来、今日も職場から家へは帰れないようだ。
職場には今日の午後4時過ぎあたりに電気が通じたようで、職場のパソコンでやり取りできた。
彼女の同級生だった者からも職場へ電話したら通じたと連絡がきた。
元気そうなので安心した。
先日の新宿の同窓会もこのクラスであり、まとまりが良い。

2010年10月21日木曜日

オオタバコガの幼虫

台所から、連れ合いの叫び声!
何か? と思って行ってみる。
ピーマンを切ったら中に虫が入っているようだ。
つまみ出し、ネットで、「ピーマン 幼虫」で検索した。
便利だネェー。すぐ同じ模様のイモムシが見つかった。
方眼紙に乗せていたら、ピーマンの汁のウンチ(右端のもの)をした。
オオタバコガという蛾の幼虫のようだ。
トマトやピーマンなどのナス科やキャベツやレタスなどアブラナ科やキク科など広範な野菜類の害虫のようだ。
虫たちも農薬を避けて必死に生きているのだろう。
鳥たちはこのような幼虫や虫たちを食物にする。ニホンザルも目についたら摘んで食べる。ニホンザルはバッタやセミやカメムシやカミキリムシも食べる。それはチンパンジーも同じだ。
ぼくらヒトも、イナゴや鉄砲虫などさまざまな虫類を食べ、食べていた。
タンザニアにいる時は、シロアリの羽蟻の羽を取って食べた。旨かった。
この頃のぼくらの食物の材料が、野菜ではアブラナ科やナス科など限られた科の限られた属のものしか食物としていない。もっともっと多様な食物を摂取するようにしなければ、恐ろしい時がやってくるかも知れない。

2010年10月20日水曜日

シュウメイギク(キンポウゲ科)

  庭のシュメイギクが今が盛りだ。
日当たりが悪いのでちょっと気の毒だ。

シュウメイギクを最初に知ったのは臥牛山のサル調査に行ったときであった。備中松山城の石垣の割れ目から咲いていたので、お城をガイドする人に教えてもらった。タンザニアのマハレ山塊国立公園でもこの仲間を見つけた時は嬉しさがこみ上げた。
切って花瓶に挿して部屋に飾ろうかなと思ったが、あまりにも数が少ない。
先日、葛西の専門学校付近のお家の庭の綺麗な花・ピンクノーゼンカズラを写真に撮ってたら、その家の奥さんから花つきの枝を頂いたことをアップした。急に寒くなったせいだろう。発根しないうちに葉が落ちてしまった。残念!

2010年10月19日火曜日

アエラの記事

築地書館を通してアエラの取材を受けたのは一ヶ月前:
記者やカメラマンによってキャラクターが作られていく。
昨日発行されたアエラ(’10.10.25)のp51にぼくの記事が載った。
ぼくは頭骨コレクターになっている。
載っている写真もできれば、持っているサルと同じように口を開けて欲しかったようだ。
拙著「頭骨コレクション」(築地書館)の宣伝になるかと思って、取材を受けた。
アエラの編集長や記者はぼくが頭骨マニアで頭骨フェチだと思っていたようです。
本屋さんで立ち読みしてみて下さい。

2010年10月18日月曜日

キノコがいっぱい!

がっかり、ホウキタケでもコガネホウキタケ!
おいしそうだが! 
これは? 
あ!ノウタケの仲間!採取。
持ち帰って表面の皮を剥こうとすると、きれいにはがれて丸いマシュマロになる。
採ってきた他のキノコたちと一緒に煮て、翌朝はピーマンと炒める。 
カラカサダケの開いたもの。ゲット! 
まだ、傘が開いていないカラカサダケ! 
これ、いけそうなので採取してきて、調べようとしたが、粉々、ネトネトになってしまった。 
カラカサダケをもって! 
御殿森の頭から高畑山への杉林に毎年、大量に出てくるこのキノコ
今年も、持ち帰らず! 
チャワンタケの仲間だろう。 
このキノコ、味噌汁に入れて食べたら美味しそう! 
ぼくが知っているキノコはほんの少数だ。
5つもあるどの図鑑をみても同定ができないのが残念だ。
キノコ検索図鑑で素人でも解かりやすいものがないだろうか?

2010年10月17日日曜日

フィールド・サイン!

登山口から歩きはじめて、もうすぐ御殿森の頭に着く付近で、
「ん! この臭い!」 前を歩くKageさんを止めて、「ケモノの臭いがするだろう!」
どこかで嗅いだことがあるような動物の臭いだ!
鼻をたよりに臭い源を捜す。登山道から10メートルも離れていないところにあった。
この臭いの記憶を思い出した。ブタ小屋の臭いだ。
はだけた地面は少し濡れており、強烈な臭いがする。
イノシシは発情すると、自分の尿を身体に擦りつけるのだろうか?動物園の飼育係の人たちに聞くか、調べなくてはいけない。
この場所は、そのようにイノシシが行動したように思える。

御殿森の頭から高畑山までの道沿いに一箇所だけ、休み台がある。
この休み台では一度も休んだことがないが、台の端に新しいテン糞があった。
アケビの黒いタネとサルナシの果皮が見える。
ゲットしてきたので、学生たちに調べさせよう。
御殿森の頭から舗装道路へ出る尾根を下ると、タヌキのタメ糞だ。
写真を撮り、ゲットしようとこの大きな果実を見たら、カヤの実である。
堅い果皮ごと丸呑みしたようだ。大きなアーモンドのような種子が中に入っている。
カヤの実は熟すと果肉がトロケて甘くなるが、タヌキは地面に落ちた実を拾い食いしたのだ。丸ごと呑み込まずに少し噛むともう少し果肉部分が消化できそうなもんだが、、、、。
ギンナンが山盛りになっているタメ糞を見つけたことがある。
もちろん、たくさんレジ袋に採って、沢で洗い、ザックにつめて家に持ち帰った。
もう、5年も前の奥湯河原での野外実習のことだ。