「特定秘密保護法反対」

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原発不要・核廃絶


2009年9月8日火曜日

この脊柱は誰のどこの骨?

先週の土曜日に湯河原野生生物探検隊の集まりがあった。
朝から夕方までは林道周辺を歩きながら、あーだ、こーだと云いたいほうだい。
take隊員から骨の鑑定を依頼された。
脊柱の骨であることは誰でもわかる。
脊椎動物の脊柱は魚から哺乳類までほぼ同じ形だ。
上(表)、下(裏)から写す。横線の7本の6間隔で5センチである。
サルやアナグマの背骨よりも二回りも大きい。
脊柱のどの部分の骨か?
脊柱は頚椎と胸椎と腰椎、仙椎、尾椎よりなる。
哺乳類の頚椎(首の骨)は首の長いキリンも猪首のイノシシも7個の頚椎よりなる。もちろん例外の哺乳類が存在する。頭骨の大孔に接するのは第一頚椎(環椎)、次にノドボトケといわれる第二頚椎の軸椎、第三、四、五、六、第七頚椎(隆椎)となる。
どの頚椎にも横突孔(上の写真で、大きな椎孔の左右の下にある)が、胸椎や腰椎にはない。
これは、第三、四、五頚椎であると思われる。
では、誰の頚椎か?サルなんかよりずーと大きいのに薄いので、猪首のイノシシの頚椎であり、しかも大きなオトナオスのものではないといえる。

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