「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2008年3月29日土曜日

奄美大島からマングースの宅急便

丹沢から帰って写真をパソコンに取り込んでいると、宅急便が届いた。連れ合いは、「資料(肉)」なんて書いてあるけど死体でしょう?と非難がましく云う。送ってくれたのは、環境省奄美野生生物保護センター、クール宅急便で冷凍だ。思わずヤッター!と顔がほころんでしまった。ダンボールを開ける前に、2年前に奄美大島に行った教え子に感謝のメールをする。

新学期が始まるので授業の用意をしなくてはいけないので、しばらくはぼくの部屋にある冷蔵庫(冷凍庫が欲しい!)に容れておいて、腐敗しないうちに処理しなければならない。幸い、胃内容物の検査で内臓類は除去してあるようだ。いずれにしても一週間以内に剥皮して除肉し、水を容れたバケツに浸さなければならない。

奄美大島は、国の天然記念物「アマミノクロウサギ」が生息している島である。猛毒をもつハブを殺してもらおうとマングースが移入された。マングースはアマミノクロウサギを含む奄美大島の固有の動物たちをも捕食していると考えられる。それで、マングース大捕獲作戦が環境省の指導の下に行われているのである。マングースはどの程度ウサギを捕食しているのかを調べるために、捕獲したマングースの内臓は除去され、胃の中身が調べられている。解剖の任に当たっている職員には、御苦労様ですと労いの声をかけたい。一方、捕殺されたマングースに合掌!

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